素人の映画感想文2
この間の感想文から今日までの間にまたDVDを観てしまいまして、感想を書きたいものが増えてしまいました。
マイペースに書き連ねようと思います。
「間宮兄弟」(http://www.mamiya-kyoudai.com/)
間宮兄弟の仲良しぶりを、兄弟と親しくなった人々との交流や日々の生活をとおして描いたお話。原作は江國香織。
主人公の間宮兄弟は、兄(佐々木蔵之介)、弟(ドランクドラゴン塚地武雅)、正直、そろってさえない感じなのですが、二人ともまじめで憎めない人柄で、地味に仲良く共同生活しています。
一緒に野球観戦、DVD鑑賞、同じ部屋で語り合って(通称「反省会」)、眠る。自転車乗って、ヒコーキ飛ばして、銭湯行って牛乳を飲む。それもすげー楽しそう。毎日、仕事以外、ほとんど一緒なんです。
えー、いい年してこんな仲良しこよしかぁ?と思ってしまうのは私だけではないはず。
でもね、兄弟って、特に同性同士だと、独特の関係性みたいのがあるような気がします。家族であり、しかし親とは違って年齢が近いわけで、友達のような役割もある。兄弟の話を周りの友人なんかと話していると、あっちの兄弟はコレが普通だけどこっちの兄弟はありえない。というようなことがあったりしますもんね。
えーとつまりなにかってゆうと、やたら仲良しすぎるように見えて、でもこの兄弟はこれが当たり前なんだな、と意外とすんなりはいってきちゃう。
二人はもちろん、全然女っ気もない。でもある日自宅でひらいたカレーパーティーに招待したのをきっかけに、いつも通ってるレンタルショップの店員の女の子(沢尻エリカ)と、弟の職場の女性(常盤貴子)、さらに店員の妹とその彼氏を含めて、兄弟と交流が生まれます。彼ら以外にも、兄の職場の同僚やその奥さんとの関わりあいも描かれています。
兄弟含めてみんな、恋の悩みや仕事の悩みを抱えつつ生活しているのですが、この交流の中で生まれた人間関係の中で、ほっとしたり、前向きになれたり、している。みんな普通で、でもとてもすてきなんです。特に、兄弟の人間っぽさといいひとさ、を感じさせてくれます。
悩みをつぶやいたり、誰かの一言で救われたりしている彼らの様子に、私も共感したり、あ、ちょっといいな、って思ったり、しました。
それから、何気ないシーンから、兄弟の性格、クセが見えてくるんです。洋服の着方とパジャマの着方が妙に同一人物を感じさせたり(兄)、お菓子の袋をいつもいちいちはさみで切ったり(弟)、趣味が部屋にあふれていたり・・・。それが、すごく、面白い。
人となりが見える演出に手を抜かないのは、大好きです。その人物が実在しそうな雰囲気を、とてもかもし出してくれます。別にホントに実在してないんだけど、こうゆう物語はこうであって欲しいのです。
途中、兄弟げんかも出てきますが、気がついたら戻ってます。これも、兄弟ならではです。
また、兄弟が帰省し、母親(中島みゆき)と会うことによって育った環境がだいたいわかるのですが、この兄弟がこうであるワケが、なんとなくわかるんですよね。このお話に、とても必要な部分だと思いました。
最後には、兄弟ふたりとも恋に破れるんですけど、それでもお兄ちゃんと弟がいるから、ひとりじゃなくてよかったよ、と、しんみりと、でもやっぱり仲の良い兄弟で終わります。
ちなみに主演のお二人、はまり過ぎです。そこもとても良いと思えるところです。親近感を感じます。
だからこそ、わたしたちのごく日常に近い感覚で、ひとつひとつの場面にくすくす笑ったり共感したりできました。
人間模様や日常が描かれた映画が好き、ちょっとこの兄弟気になる・・・、という方は、ぜひ、観てほしいです。
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